抗がん剤治療後のヘアケア
こんにちは。
カミーノの松尾です。
抗がん剤の投薬が終わると、
数週間で新しい髪の毛が生えてきます。
周りの方と、比べることは難しいので
カミーノに来られたお客様は、
「私の髪の生え方、大丈夫でしょうか?他の方も、こんな感じ?」
「いつウイッグを外せるの?」というような不安を持たれた方が多くいらっしゃいます。
そこで、ウイッグ卒業までの流れを
大まかにご説明したいと思います。
[治療後~1ヶ月]
少しずつ新生毛が生え始めます。頭皮の荒れ、地肌を傷付けないようにケア帽子/ウイッグなどで頭部を守りましょう。
[2ヶ月後:地肌のマッサージ開始]
[3~5ヶ月後:ヘアカット]
全体が伸び、急に毛量が多く感じる頃。
襟足が伸びて、ウイッグから出るのが気になられたらカットで整えましょう。
[1年後:ヘアカット、カラー、パーマ]
ベリーショートの長さ。(短い時の蒼井優さんのような)
前髪部分が生えづらい方や、クセが強く出る方もいらっしゃいます。
カラー、パーマが可能になる時期ですが、
セルフカラーは、おすすめできません。
なぜなら、必要以上に髪を傷めてしまい、今後のヘアケアに影響が出てしまうからです。
投薬後の新生毛は、特別な構造をしています。
医療用ウイッグサロンなど専門的な知識のあるサロンを利用されることをおすすめします。
[1年半~2年後:ウイッグ卒業]
ショートヘアの長さになられる頃、ウイッグを外される方が多くみられます。
ベリーショートに抵抗のない方は、1年で外される方もいらっしゃいます。
反対に、希望の長さになられるまで、ウイッグを使用される方もいらっしゃいます。
[ウイッグ卒業後 ]
★ウイッグを部分ウイッグにリメイクされ、華やかさを出される方。
★治療中に帽子を被る機会が多く、今では帽子がおしゃれのアイテムになられた方。
★ずっとロングヘアだった方が、ショートヘアも似合うご自分に出会われました。
ご自分のペースで、あなたらしく笑顔になれるヘアスタイルを一緒に目指しましょう